シトラスアランチウムの効果

シトラスアランチウムの成分と効果

シトラスアランチウムとは

シトラスアランチウムとは、橙(ダイダイ)の学名です。橙や日本でもおなじみの柑橘系の果物です。ヨーロッパでは「ビターオレンジ」として親しまれています。酸味と苦味が強いため、みかんやオレンジのように実を食べるには適しませんが、ポン酢やマーマレードや漢方薬の材料として使われてきた歴史があります。

日本ではおなじみの果物で、冬を過ぎても実を落とさないところから「だいだい(代々)」と呼ばれています。お正月の鏡餅に用いるなど、縁起物としても知られています。

シトラスアランチウムの効果

  • 脂肪燃焼によるダイエット効果

橙の皮に含まれる「シネフリン」には、脂肪燃焼に重要なベータアドレナリン受容体を刺激する作用があり、体脂肪を燃やしダイエット効果があると期待されています。漢方薬での「陳皮(チンピ)」や「枳実(キジツ)」「呉茱萸(ごしゅゆ)」などもこの成分を含んだ生薬です。

主な副作用

  • めまい・ふるえ、頭痛や心臓発作・脳卒中・精神病のおそれ(カフェインなどと同時に服用した場合)

シネフリンは興奮させる作用があります。同じ神経興奮作用のあるカフェインなどの成分と同時にとると、めまい、ふるえ、頭痛のほか、不整脈や心臓発作、脳卒中や精神病などを招く可能性があり、危険性が問題視されています。

シネフリンや、成分のよく似た神経興奮作用のある「エフェドリン」(漢方薬の麻黄(マオウ)の成分)は、ダイエット効果が期待され、サプリメントとして販売されていましたが、副作用での重大な事故が多く起こっています。カナダでは2008年以降、これらの興奮剤を使用したサプリメントを販売しないよう注意喚起を行っています。

シネフリンもエフェドリンも、もともと生薬として長く使われてきた成分です。しかし、ダイエット効果などを期待しすぎて、同時に大量にとると、命に関わるような危険を招きかねません。目安量や注意を必ず守って摂るようにしましょう。

シトラスアランチウムを効果的に摂るために

  • おすすめな人…脂肪燃焼したい・活力を出したい人
  • 飲むタイミング…食前

シトラスアランチウムは脂肪燃焼をアップさせる効果が期待できます。なんとなく元気ややる気が出ないときに効果が期待できますが、カフェインやエフェドリンなどとの副作用が心配です。大量摂取や飲み合わせに注意し、心配な場合は医師へ相談するなど、注意して使用するようにしましょう。